ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によると、Googleは、初期のApple Payの成長を受けて、Androidデバイス向けのGoogle Walletサービスの刷新に取り組んでいる。同紙は、Google Walletの新バージョンを5月下旬に開催される開発者会議Google I/Oで発表する予定であることなど、Googleの計画を詳しく報じている。
報道によると、Googleの計画の一つは、モバイル決済システムのために、通信事業者が所有するSoftcard(旧Isis)を買収することだ。Googleは、すべてのAndroidデバイスでGoogle Walletが利用できるよう、通信事業者、銀行、その他関係者を説得しようとしている。各関係者にとってメリットとなるよう、GoogleはすべてのデバイスでGoogle Walletが利用できるよう、多額の資金を提供する用意があると報じられている。
Google Walletは2011年から提供されていますが、Androidの細分化により、なかなか本格的な普及に至っていません。新たな数字はまだ出ていませんが、ITGは12月に、Apple Payが11月のサービス開始以来、モバイル決済市場で1.7%のシェアを獲得し、Google Walletの4%を大きく上回る勢いを見せていると報告しました。
出典:ウォール・ストリート・ジャーナル