ニューヨーク・ポスト紙が昨日報じたところによると、アップルは、Beats Musicの刷新にゲストDJとして加えるべく、ドレイク、ファレル・ウィリアムス、デヴィッド・ゲッタなど、さらに数名のAリストの有名人と交渉中だという。
音楽界でよく知られているこれらの名前は、3月にラジオ界の巨人であるBBCラジオ1を離れ、Appleに就職することが最近確認された、DJパーソナリティのゼイン・ロウのような人物に加わるべきだろう。
ドレイクとの契約だけでも約1,900万ドルの価値があると言われている。
記事によると、Appleは現在、ライバルのSpotifyと価格を合わせ、月額10ドルで提供予定の仮称「Apple Music」というサブスクリプション型音楽サービスについて、3か月間の無料トライアルを提供するようレコード会社を説得しようとしているという。
クパチーノの同社は、3か月のトライアル期間中はレコード会社が権利を無償で与えるべきだという立場を取っており、明らかに「月と星」を望んでいるようだ。
「音楽出版社に関しては、AppleはApple Musicの一部として歌詞を提供したかったが、追加料金を払いたくなかったと聞いている。繰り返しになるが、無料で入手できるならありがたいことだ」と記事には書かれている。
トロントを拠点とするレイパーのドレイク、ヒップホップアーティストのファレル・ウィリアムス(先月The VoiceでApple Watchを宣伝した)、エレクトロニックミュージックDJのデヴィッド・ゲッタ、元BBCラジオ1のDJゼイン・ロウに加え、Appleの音楽への取り組みは、同社の長年のパートナーであるアイルランドのロックバンドU2、そして社内の才能あるアーティストであるトレント・レズナー、ドクター・ドレー、ジミー・アイオヴィンらの力を借りることで強化されるはずだ。
不測の事態がない限り、Apple Music は来週の WWDC で正式に発表される予定です。
このサービスは、音楽とミュージックビデオの両方をストリーミング配信し、アーティストページ、歌詞、iTunes Radioの改良版、iOS Musicの統合、Apple Connectと呼ばれるYouTubeスタイルの共有セクション、Androidアプリなどが含まれると言われている。
David Guetta の画像は FactMag.com より。
出典:ニューヨークポスト