Googleは本日のI/Oで、Googleフォトに加え、Androidアプリ「Google Cardboard」をiOS向けにリリースすると発表しました。マウンテンビューに本社を置くこのテクノロジー大手は、このソフトウェアによって「iPhoneにバーチャルリアリティをもたらす」と述べています。
Cardboardをご存じない方のために説明すると、Cardboardは昨年のI/Oカンファレンスでデビューし、手頃な価格のバーチャルリアリティを一般大衆に提供するという謳い文句を掲げていました。必要なのは、自作するか20ドルで購入できるCardboard製のビューワーだけです。
ご興味があれば、Googleのウェブサイトで「Works with Cardboard」ビューアーを多数ご紹介しています。価格やデザインも様々です。また、こちらで自作方法もご覧いただけます。CardboardはiPhone 5以降のモデルでご利用いただけます。
アプリ自体には、初心者向けの3Dアドベンチャーがいくつか用意されています。様々な環境を探索できる「Explorer」、美術館の展示物を3Dで鑑賞できる「Exhibit」、万華鏡、そしてバーチャルシティツアーのセット「Urban Hike」などです。
さらに、GoogleはCardboard SDKをiOSに移植すると発表しました。これにより、サードパーティ開発者は3Dプラットフォーム向けのアプリやゲームを開発できるようになります。20ドル以下でバーチャルリアリティゲームが楽しめる?この取り組みにご注目ください。
Google Cardboard は App Store から無料で入手できます。