Verizon版iPhone 4とAT&T版の違いが気になる方もいるかもしれません。いくつかご説明しましょう。まずは外観について。音量ボタンと着信音ミュートボタンは、新しいアンテナデザインに合わせて位置が移動されています（ミュートボタンの上に切り込みが追加されています）。サイドコントロール用の穴しかない現行のバンパーやケースは、Verizon版iPhone 4には適合しません。
さて、内部構造に関しては、2つのモデルはほぼ同一です。ただし、新しいVerizonモデルはCDMAチップセットを搭載し、AT&TモデルはGSMテクノロジーを採用するという明白な違いがあります。技術に詳しくない方のために説明すると、これはAT&T版のiPhoneをVerizonネットワークで使用できないことを意味します。さらに、まだ聞いていない方のために残念なお知らせですが、CDMAでは通話とデータ通信を同時に行うことができません…
そして最後にソフトウェアについて。VerizonのiPhone 4はiOSバージョン4.2.5を搭載し、もちろん人気のモバイルホットスポット機能も搭載されます。AT&Tモデルの携帯電話もこの機能を組み込むアップデートが提供される予定ですが、リリース日はまだ発表されていません。
Big Redネットワークへの移行を検討しているAT&Tの顧客にとって、これらの違いがどのような影響を与えるのか、興味深いところです。新しい端末やアクセサリーの費用、あるいは通話とウェブ閲覧を同時に行えないことが、ネットワークの問題にうんざりしていた多くのAT&Tユーザーの乗り換えを阻むことになるのでしょうか？皆さんも乗り換えをためらうことになるのでしょうか？
