数回クリックするだけでライブラリやプレイリストを Apple Music にインポートできるため、Spotify などの競合ストリーミング サービスからの切り替えが簡単になります。

SongShiftのような専門的なサードパーティサービスを使えば、Spotifyで「いいね!」した曲やプレイリストを数クリックでApple Musicに転送できます。AppleはSongShiftと提携し、Apple Musicアプリにこの機能を追加しました。
Redditのテスターの中には、最新のAndroid版Apple Musicベータ版で「他の音楽サービスで保存した音楽やプレイリストをApple Musicライブラリに追加できる」というポップアップを見た人もいました。同じ機能はアプリ内設定からも起動できます。
Apple Music、SongShift経由でSpotifyコンテンツをインポート可能に
プロンプトで移行元のサービスを選択できます。現時点ではこの機能は動作していないため、どのストリーミングサービスがサポートされているかは不明です。
ちなみに、SongShift の Web サイトは、Spotify、Amazon Music、YouTube Music、Tidal、Pandora、Deezer などのサービスを幅広くサポートしていることを誇っています。
SongShiftは長年利用されており、ユーザーが複数のストリーミングサービス間で音楽ライブラリやプレイリストを転送できるようにしています。Appleデバイスのミュージックアプリから同じ機能が利用できるようになることで、SongShiftの知名度はさらに高まるでしょう。
もっとこういうのをお願いします
これは当たり前の機能の一つだと思うかもしれません。しかし残念ながら、そうではありません。音楽ストリーミングサービスを切り替えるということは、何年もかけて苦労して作り上げたプレイリストをすべて失ってしまうことを意味する場合が多いのです。
あなたがストリーミングサービスだとしましょう。顧客が競合サービスに乗り換えやすくなるようなインセンティブは、一体何にあるのでしょうか? 全くありません。Appleがいかに強欲な企業になったかを考えると、Apple Musicのライブラリやプレイリストを他のサービスに移行する機能を提供していないのも不思議ではありません。
だからこそ、SongShift や TuneMyMusic など、さまざまな音楽サービス間でプレイリストを簡単に転送できるサードパーティのサービスに感謝しています。