予想通り、Appleは本日午後、クパチーノ本社で2014年度の株主総会を開催しました。Appleの幹部と取締役会は、今年も順調に業績が好調に推移していることを投資家に保証し、株主からの質問に答えました。
会議の大部分は、提案の承認と却下、取締役の再選など、いつものつまらない話で埋め尽くされていましたが、ティム・クックが数字を落とし始めると、場は活気づき始めました。会議で最も興味深かった点をいくつかまとめてご紹介しますので、ぜひお読みください。
- Appleは現在、1日あたり「数十億」以上のiMessageを処理している
- 1日あたり1500万~2000万件のFaceTime通話に対応
- ティム・クック:アップルは過去16ヶ月で23社を買収した
- 研究開発費は前年比32%増加
- Apple TV事業は昨年10億ドル以上の収益を上げた
- これまでにATVを3000万台近く販売しており、昨年は1200万台を販売した。
- セットトップボックスは、Appleのラインナップの中で最も急速に成長しているハードウェア製品である。
- クック氏:最近ではApple TVを趣味と呼ぶのは少し難しくなりました
Apple TV がかなり話題になりましたが、近々デバイスが刷新されるという噂が絶えないことを考えると、それも当然と言えるでしょう。さらに、Apple のリビングルーム向けセットトップボックス事業が現在年間10億ドルの収益を上げているという事実は驚異的であり、「趣味」と呼ぶには大きすぎる数字です。
興味深い話は以上です。株主とのやり取りの核心を知りたい方は、ブルームバーグが状況を概観した分かりやすい記事を書いています。興味深いことに、この記事は事後に書かれたものです。どうやら、株主総会にはいかなるガジェットも持ち込めなかったようです。
追記: ウォール・ストリート・ジャーナルの若林大輔記者によると、ティム・クック氏は株主に対し、同社は1日に「数十億」ものiMessageを処理していると述べたとのことです。400億という数字は「送信された通知」を指していました。本記事はそれに応じて編集されました。