iPhoneのホームボタンを実際に押さなくても、ホームボタンをエミュレートする方法はいくつかあります。アクティベータジェスチャーを使ったり、バーチャルホームなどの機能を使うこともできます。
Paolo Smedile氏による新しい調整ツール「SPTouch」も選択肢の一つです。この調整ツールを使うと、画面上のどこにでも小さなホームボタンが表示され、いつでもタップしてホーム画面に戻ることができます。
このアイデアに聞き覚えがあるように思えるなら、それは SPTouch が、デバイスのアクセシビリティ設定から AssistiveTouch を設定することで既にできることを再現しているからです。
SPTouchは非常にシンプルで分かりやすい調整ツールです。Cydiaからダウンロードすると、画面上にホームボタンに似た小さなボタンが表示されます。アプリを起動中の場合は、ボタンを1回タップするとスプリングボードに戻り、2回タップするとアプリスイッチャーが起動し、長押しするとデバイスがロックされます。
ボタンをタップしてドラッグすることで、最適な場所に簡単に移動できます。
この調整には、設定アプリで利用できるいくつかのカスタムオプションが付属しています。調整のオン/オフを切り替えることができます。また、ボタンのサイズを変更したり、透明度を調整したり、ボタンとその境界線の色を変更したりすることもできます。
私の経験から言うと、この調整機能は非常にうまく機能し、宣伝通りの動作をします。開発者にはもう少しオプションを追加してもらえると嬉しいです。例えば、特定のアプリケーションを使っている時やキーボードがアクティブな時に調整機能を無効にできる機能が欲しいです。また、ボタンの境界線を完全に消して画面に馴染ませられるようにして欲しいです。これらは、この調整機能をさらに良くするための細かい点です。
SPTouchは、ホームボタンの故障や身体障害のある方に最適です。前述のように、いくつかの追加オプションがあればさらに改善されるかもしれませんが、もしあなたがそれを求めているのであれば、全体的に見てこれはしっかりとした調整です。
CydiaのBigBossリポジトリから無料で入手できます。SPTouchについてのご意見は下記までお寄せください。