以前お伝えしたように、ウェアラブルコンピューティングは到来しつつあります。Googleがこれを念頭に置いていることは周知の事実です。先月、同社はProject Glassというアイウェアを発表しました。そして、Appleもこれに関心を示しているという証拠も見受けられます。
クパチーノに拠点を置くこの企業は、今週、ウェアラブルコンピューティングに関する新たな特許を申請しました。申請内容は、上の画像に見られるように、ヘッドマウント型デジタルディスプレイに関する発明です。
ニューヨーク・タイムズ紙は、PatentlyAppleが発見した最近公開された特許出願を引用しています。この文書は「機械駆動によるディスプレイ解像度の向上」と題されており、ヘッドマウント型デジタルディスプレイのピクセル密度を向上させる方法について説明しています。
AppleがProject Glassの競合製品を準備していると結論付ける前に、いくつか注目すべき点があります。まず、これは意匠特許ではないため、Appleは実際のデバイスの外観を示す義務がありません。そして次に、この特許出願には、この技術がテレビやコンピューターモニターなど、他の種類のデバイスにも使用できると明記されています。
しかし、この発明をこれまで見てきた他の発明と組み合わせると、Appleが何らかのウェアラブルコンピューティングデバイスの開発に関心を持っていることは明らかです。今月初め、同社は「ヘッドマウントディスプレイの周辺機器処理」という特許を取得しました。また数年前にも、ゴーグルのような装置を説明した同様の出願が浮上しています。
問題は、それが何なのかということです。