これまで数年にわたり、数多くの脱獄ツールを試し、使用してきましたが、中でもiOS開発者Guillermo Morán(fr0st)によるEclipseは私のお気に入りです。ご存知ない方のために説明すると、EclipseはiPhoneとiPad向けにシステム全体でダークモード機能を提供しています。
Eclipseは脱獄シーズンごとに継続的にアップデートされており、iOS 11も例外ではないようです。Morán氏は今週、自身のTwitterアカウントでEclipseの次期バージョン、EclipseXと名付けた画像を公開しました。
上の画像は設定アプリ内で EclipseX が実行されている様子を示していますが、下の写真はカレンダー アプリとメッセージ アプリ内で同じ調整が実行されている様子を示しています。
カレンダーのEclipseX:
メッセージ内のEclipseX:
名前と画像からすでに推測できると思いますが、EclipseX は Apple の最新の主力デバイスである iPhone X で動作します。しかし、さらに重要なのは、Saurik が Cydia と Mobile Substrate をアップデートすれば、iOS 11 をサポートするようになるということです。
iOS 11の標準機能「スマート反転」は、Moran氏の脱獄アプリに匹敵するルック&フィールを提供しますが、Eclipseほど日常的なダークモードの使用には適していません。とはいえ、EclipseXは、インストールされたすべての脱獄済みiOS 11デバイスで、より洗練されたダークモード体験を提供します。
Eclipseはこれまでほとんどのデバイスで目新しい機能として機能してきました。人々がEclipseをインストールしたのは、見た目が気に入ったからか、暗い場所で暗い色調の方が目が疲れにくいと感じたからでした。しかし、iPhone Xでは状況が一変しました。
従来のiPhoneやiPadとは異なり、iPhone XはLCDディスプレイではなくOLEDディスプレイを採用しています。OLEDディスプレイでは、暗いピクセルの方が明るいピクセルよりも消費電力が少なく、この点を考慮すると、EclipseXのシステム全体にわたるダークモードは、iPhone Xのバッテリー性能を(わずかではありますが)向上させるはずです。
Eclipseは私にとってこれまでで最もお気に入りの脱獄ツールの一つなので、EclipseXにも期待が高まっています。皆さんもそう思いますか?ぜひ下のコメント欄で教えてください。