ソフトウェア大手のMicrosoftは木曜日、iOSプラットフォーム向けOfficeモバイルアプリに複数の新機能を追加するアップデートをリリースしました。まず、iPhoneおよびiPad向けのWord、Excel、PowerPointの刷新版では、保護されたドキュメントを開いて表示できるようになりました。
次に、ユーザーは他のユーザーを簡単に招待してドキュメントの共同作業を行ったり、アプリ内から権限を付与したりできるようになりました。これも生産性を大幅に向上させます。
さらに、Office アプリは Outlook と統合されるようになりました。
その結果、Outlook でドキュメントを添付ファイルとして送信できるようになり、Outlook 電子メール メッセージに添付されたドキュメントや Outlook 電子メール メッセージからリンクされたドキュメントを編集することもできるようになりました。
最後に、更新されたアプリでは、双方向のテキスト編集と、アラビア語、ヘブライ語、タイ語の複雑な文字が導入されました。
モバイル Office アプリのその他の最近の改善点としては、Word の追加テンプレート、iPad 上の Word および Excel のまったく新しいアドイン、Word 文書、Excel スプレッドシート、PowerPoint プレゼンテーションを iOS 8 デバイスの iCloud やその他のオンライン ストレージ サービスに保存する機能、PowerPoint のスライド レイアウトを変更してカメラから写真やビデオをプレゼンテーションに直接挿入する機能などがあります。
Word、Excel、PowerPoint 1.11の変更ログ:
- 双方向および複雑なスクリプト言語 -双方向のテキスト編集と、アラビア語、ヘブライ語、タイ語の複雑なスクリプトをサポートするようになりました。
- 保護されたドキュメントの表示 -アクセス権限が適用されているドキュメントを開いて表示します。
- より簡単に共有 -アプリ内から、ドキュメントを編集するユーザーを招待し、権限を付与できます。
- Outlookとの統合 - Outlookでドキュメントを添付ファイルとして送信できます。また、Outlookのメールメッセージに添付またはリンクされたドキュメントを直接編集することもできます。
Officeアプリは、iOS 7.1以降を搭載したiPhone、iPod touch、iPadでご利用いただけます。アプリ自体は無料でご利用いただけますが、より複雑な編集機能を使用するには、アプリ内課金で提供されるOffice 365サブスクリプションのいずれかが必要です。
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