市場調査会社カウンターポイント・リサーチのデータによると、9月の米国スマートフォン販売台数でAppleがトップとなった。同社は5月から米国でトップだったSamsungを追い抜いた。
この好調な伸びの要因は容易に想像できます。Appleは先月、なんと2機種もの新型スマートフォンをリリースしたのです。iPhone 5sは9月のスマートフォン売上でトップとなり、iPhone 5cは3位にランクインしました。
データはこちらです（Fortune より）：
そして、Counterpoint からのメモ:
「供給制約と発売からわずか3週間という状況にもかかわらず、iPhone 5sは9月に米国で最も売れたスマートフォンモデルとなりました」と、カウンターポイント社のリサーチディレクター、トム・カン氏は述べています。「この急激な売上増の主因は、Appleの米国における膨大なiPhoneユーザー基盤が、発売月に大量の買い替えを予定していたことにあります。これは、数十のOEMメーカーが毎月Androidデバイスを次々と発売しているにもかかわらず、Appleの健全な買い替えサイクルとユーザーベースの成長傾向を示しています。」
ここで注目すべき点がいくつかあります。まず、Counterpoint社が「3週間の販売」という数字をどこから得たのかは分かりませんが、5sと5cは9月20日に発売され、後者は予約注文で1週間先行発売されていました。
そして二つ目は、iPhone 5sの初期在庫がどれだけ早く売り切れたか覚えていますか？ゴールドは数時間で、その他のモデルは数日で売り切れました。ですから、他のモデルを買う代わりに、5sを3週間以上も待った人はどれくらいいたのでしょうか。
もちろん、AppleのiPhoneの実力が真に試されるのは、年末商戦とその後の数ヶ月間となるだろう。発売当初の熱狂が冷めた後、米国やその他の地域で競合製品と比べてどれだけ売れるだろうか？
