1936年から製品レビューを行っている米国の有力誌「コンシューマー・レポート」が本日、米国の主要携帯電話事業者の年次ランキングを発表しました。昨年と一昨年に続き、AT&Tは顧客満足度で再び米国最下位にランクされました。明るい材料としては、AT&Tの4Gサービスは顧客からの苦情が最も少なかったことが挙げられます…
PCWorldが特集したこの調査では、63,000件を超える読者の回答を基にランキングがまとめられ、音声およびデータサービスの品質においてVerizon Wirelessがトップキャリアとなり、Sprint、T-Mobile、AT&Tがそれに続きました。4Gに関しては、Verizonが最も堅牢な4Gネットワークを誇っているものの、AT&Tがトップに立ちました。
Verizon Wirelessは、音声・データ通信サービスの品質とカスタマーサービスで高い評価を受け、トップに輝きました。SprintとT-Mobileは平均的な評価で、それぞれ2位と3位に終わりました。AT&Tは音声・テキスト通信の品質で最下位となりました。
USセルラーやクレド・モバイルといった小規模キャリアが、全米4大キャリアよりも高い顧客満足度を獲得したのは興味深い点です。例えば、USセルラーの総合顧客満足度は88%でしたが、AT&T、ベライゾン、スプリント、Tモバイルはそれぞれ72%以上のスコアを獲得できませんでした。
コンシューマー・レポートによると、契約不要のプランは月額20ドル以上節約できるため、人気が高まっているという。コンシューマー・セルラーとトラックフォンは、通話とテキストメッセージの価値と品質の高さから、プリペイド通信事業者としてトップにランクされている。
同誌のエレクトロニクス担当編集者ポール・レイノルズ氏は次のように語った。
Straight TalkやVirgin Mobileなど、当社の評価で高評価を獲得し、低価格プランを提供している小規模通信事業者の中には、現在ではかなり高機能なスマートフォンを提供しているところもあります。また、契約満了を迎える大手通信事業者からプリペイドプランに乗り換えることで、さらに節約できる場合もあります。
地域によって数値が異なることにご注意ください。例えば、AT&Tは特定の大都市圏で競合他社よりも優れた業績を上げています。
コンシューマー・レポートは、2013 年 1 月号の雑誌で完全な結果を発表する予定です。