Appleは6月のWWDC基調講演で、人気の生産性向上スイート「iWork for iCloud」の新バージョンを発表しました。その名の通り、このサービスはAppleのiWorkアプリ(Keynote、Numbers、Pages)をブラウザで利用できるようにします。
開発者はこれまでしばらく前から、Appleのベータ版iCloudポータルを通じてiWork for iCloudにアクセスできていました。しかし本日、Appleは開発者以外のユーザーにもこのソフトウェアへのアクセスを提供することで、この機会を活用できるよう呼びかけ始めたと報じられています…
招待状は次のとおりです。
「親愛なる[編集済み]様、
まもなく、iCloudに新しくエキサイティングな機能が登場します。「iWork for iCloud」は、Pages、Numbers、Keynoteといったアプリをまとめたスイートで、iCloudアカウントをお持ちの方なら誰でも、Web上で見栄えの良いドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーションを簡単に作成・編集できます。
いち早くお試しいただけるよう、iWork for iCloud ベータ版への早期アクセスをご提供いたします。Mac または Windows パソコンで、最新バージョンの Safari、Chrome、または Internet Explorer を使用して iCloud にサインインするだけです。Pages、Numbers、または Keynote をクリックするだけで、すぐにお使いいただけます。
私たちはこれらのアプリを大変誇りに思っており、より良いアプリにするために皆様のご協力を心よりお待ちしております。ぜひご利用いただき、フィードバックをお寄せください。
今すぐ iCloud.com にサインインして、iWork for iCloud を使い始めましょう。
心から、
iWorkチーム
iWork for iCloudは、Windows PC、Mac、iOSデバイスでSafariとChromeブラウザからアクセスできます。本稿執筆時点では、同期などの機能もほぼ完全に動作しているようです。
AppleはiCloud対応iWorkの最終版のリリース日をまだ発表していません。しかし、iOS 7、そしておそらく新型iPhoneと同時に、この秋にリリースされるとしても驚きではありません。