iPhone 4のアンテナゲート騒動を覚えていますか?ご存知ない方のために説明すると、昨年AppleがGSM対応のiPhone 4を発売した際、端末を左手で持ち、2本のアンテナを繋ぐと、携帯電話の受信状態が著しく低下する(「デスグリップ」と呼ばれた)ことにユーザーが気づき始めました。多くの場合、電波が完全に途絶えてしまうのです。
Appleはソフトウェアアップデートでアンテナの問題を修正しようとしましたが、iPhone 4の問題は完全には解消されませんでした。そこでAppleはバンパーケースを無償配布することを決定し、これによりアンテナの問題は回避されたようです。
先週、Appleは新型iPhone 4Sを発表しました。改良された8MPカメラ、Siri、新型A5プロセッサに加え、アンテナも再設計されました。Appleによると、iPhone 4Sは2つのアンテナを「インテリジェントに切り替える」初のスマートフォンで、通話品質の向上とデータ速度の高速化を実現しています。さらに、iPhone 4Sの新しいアンテナは、デスグリップ問題も解決しているようです。
[チューブ]http://www.youtube.com/watch?v=PEti-XpYlZs[/チューブ]
上記のビデオデモでわかるように、iPhone 4S はデスグリップの影響を受けませんが、iPhone 4 は電話をデスグリップで保持していないときにバーが徐々に失われ、その後再びバーが回復します。
iPhoneを「いつもと違う持ち方」で持つ必要がなくなったのは嬉しいと思いませんか?
[テクノバッファロー]