以前お伝えした通り、ティム・クックCEOは今週、アイダホ州で開催されるアレン・アンド・カンパニーの年次サンバレー・カンファレンスに出席します。このカンファレンスはテクノロジーおよびメディア業界の幹部が一堂に会する大規模な会合であり、過去には重要な交渉の場となってきました。
本日午後の質疑応答で、クック氏は、Appleが企業の多様性に関するデータを将来的に公表する予定があるかと問われた。同社はこの点について幾度となく批判されてきた。クック氏は、いずれは公表する予定だが、現時点では「より具体的な行動に重点を置いている」と述べた。
ブルームバーグからさらに以下の情報が届きました。
アップルのティム・クック最高経営責任者（CEO）は、グーグルやフェイスブックなどのテクノロジー企業に続き、iPhoneメーカーの同社も最終的には従業員の多様性に関する情報を公表する予定だと述べた。
「いずれ情報を公開します」とクック氏はアイダホ州サンバレーで開催されたアレン・アンド・カンパニーの年次メディア・テクノロジー会議で述べたが、公開時期については明言を避けた。「私たちは行動に移すことに重点を置いています」
アップルはここ数ヶ月、経営陣の多様性の欠如を理由に批判されてきた。現在、女性は取締役のアンドレア・ユング氏とリテール担当シニアバイスプレジデントのアンジェラ・アーレンツ氏の2人のみであり、取締役会と経営陣の大部分は白人男性で占められている。
同社は批判に対し、定款を改正し、女性やマイノリティを取締役候補として考慮することを約束した。さらに今週、ティム・クック氏が積極的に新たな取締役の選任を進めていると報じられた。
Appleは最近、多様性と平等を讃える「Pride」という動画をYouTubeアカウントに投稿した。
