予想通り、アップルのCEOティム・クック氏は、中国版ウーバーである滴滴出行への10億ドルの投資の直後、月曜日に中国を訪問した後、本日インドを訪問する。
インディアン・エクスプレス紙によると、クック氏は、新しく昇進したアップル・インド代表のサンジャイ・カウル氏とともに、夜明け前にムンバイのプラバデヴィにあるシュリー・シッディヴィナヤク寺院を訪問し、待望のインド旅行を開始した。
寺院でクック氏はまた、インドの実業家ムケシュ・アンバニ氏の息子で、時価総額でインド第2位のフォーチュン・グローバル500社に名を連ねるリライアンス・インダストリーズ・リミテッドの会長兼筆頭株主であるアナント・アンバニ氏と会話する機会も得た。
同紙によると、アップルのCEOは日中にタタ・グループのサイラス・ミストリー会長らと会談し、今週後半にはアップルの施設や研究開発センターがあるハイデラバード、バンガロール、デリーを訪問する予定だという。
クックCEOのインド訪問に先立ち、Appleは昨日、来年初頭にインドのスタートアップシーンの中心地であるバンガロールにiOSアプリの設計・開発アクセラレーターを開設すると発表した。クックCEOはまた、インドにマップ開発センターを設立することを発表し、訪問終了前の土曜日にナレンドラ・モディ首相と会談する予定だ。
今日はインドのトップiOS開発者の方々からお話を伺えて本当に良かったです。革新的なアプリと未来に向けたたくさんのアイデアをいただきました! pic.twitter.com/ZhEfE7wNW7
— ティム・クック (@tim_cook) 2016年5月18日
アップルが人口の多いインド市場に再び重点を置くようになったのは、今年最初の3か月間にアップルのiPhone販売台数が56パーセント増加したインドを除くすべての市場でiPhoneの販売が鈍化している時期だった。
クパチーノの同社は来年初めに国内初の小売店をオープンする予定。
出典:インディアン・エクスプレス