デザインに関しては、良い年と悪い年があります。過去にも素晴らしいデバイスはありましたが、未来について考えるのは常に良いことです。ただし、テスラのデザイン責任者で、Appleのことを考えているなら話は別ですが。
テスラのデザインチーフ、フランツ・フォン・ホルツハウゼンは最近、ポッドキャスト番組「Spike's Car Radio」( カナダではiPhone経由)のスパイク・フェレステンと対談した。会話はAppleのデザイン理念全般や、同社の新製品発表などに移った。過去の製品にはある程度の愛着があるものの、ホルツハウゼンは今後の製品についてはそれほど熱心ではないようだ。
ホルツハウゼン氏は、Appleに関しては「期待できるものが何もない」と語る。さらに、これまでの製品の「延長」に過ぎず、新製品も「同じもののちょっとした改良」に過ぎないと感じていると付け加えた。
その後、デザイン責任者は、Apple が自社製品のデザイン分野で行っていることに「非常にやる気を起こすのは難しい」とも付け加えた。
ホルツハウゼン氏もどうやらApple Watchにはあまり興味がないようだ。「言いたくないけど」と彼は言うが、Apple Watchを着けているのはフィットネス機能があるからだけだという。それ以外に、このデバイスにあまり使い道がないと彼は言う。
デザインチーフは数年前からテスラで働いており、モデルY、モデル3、モデルX、そして近日発売予定のサイバートラックなど、テスラの車種のデザインを手掛けています。
もちろん、これはすべて主観的なものです。ホルツハウゼン氏がApple製品にそれほど熱心ではないからといって、あなたもそうではないとは限りません。そしてもちろん、普段使っている製品にワクワクしている限り、それが本当に大切なのです。
もちろん、AppleがApple Carを開発中と噂されていることを考えると、これは非常に興味深い。Apple Carは、同社の電気自動車シリーズと真っ向勝負を挑む可能性もある。もしその製品が発表されたら、ホルツハウゼン氏がそのデザインに興奮するだろうか。