フィナンシャル・タイムズ紙の報道によると、Appleは極秘プロジェクトのために、仮想現実（VR）と拡張現実（AR）の専門家からなる大規模なチームを結成した。このチームは、将来的にOculus RiftやMicrosoftのHoloLensに対抗できる可能性のあるヘッドセットのプロトタイプを開発中と言われている。
情報筋によると、この秘密研究部門は、アップルが一連の慎重にターゲットを絞った買収で獲得した数百人のスタッフと、マイクロソフトや人気カメラ新興企業LytroなどVR技術に取り組む企業から引き抜いた従業員で構成されているという。
同社がこの分野で最近買収したのは、モバイルデバイスに周囲の世界を「見る」ことを可能にする拡張現実（AR）技術のスタートアップ企業、Flyby Mediaです。Flybyのチームは、Googleと緊密に協力し、3D測位技術「Project Tango」向けのソフトウェア開発を行ってきました。
Appleは数か月間、ヘッドセットの構成のプロトタイプを構築してきた。
今月初め、Appleが米国のトップVR研究者の一人であるダグ・ボウマン氏を採用したことが公表され、火曜日のAppleの決算発表でティム・クック氏は「[VR]は本当にクールで、いくつか興味深い用途がある」と述べて注目を集めた。
出典：フィナンシャル・タイムズ
