Apple、IBM、ユナイテッド航空は木曜日、ユナイテッド航空の従業員向けに次世代アプリを開発する共同開発に着手したと発表しました。このアプリは、従業員の業務を簡素化するとともに、お客様のフライト体験を向上させるものです。これらのアプリは、ユナイテッド航空の最前線で働く従業員がピーク時の顧客需要に適切に対応できるよう支援するとともに、既に導入されている5万台以上のiOSおよびApple Watchデバイスのメンテナンスをより効率的に行うのに役立ちます。
IBMとAppleのグローバルパートナーシップによる働き方改革の一環として、これらのMobileFirstアプリにはリアルタイム分析とデータ分析機能が搭載されています。例えば、ユナイテッド航空の客室乗務員は、どのお客様が乗り継ぎを予定しているかをいつでも確認し、到着時にゲートまで案内できるようになります。
「AppleとIBMとの提携により、当社のアプリ開発はエンタープライズ規模、再利用性、そして何よりもスピードが向上します」と、ユナイテッド航空の最高情報責任者リンダ・ジョジョ氏はBusiness Insiderに語った。「すべてを自社で構築するよりも、より多くのツールとテクノロジーをより迅速に現場に提供できるようになります。」
iOS デバイスと IBM のアプリを装備したカスタマー サービス エージェントは、固定された位置に縛られることなく、コンコース内を自由に移動して顧客をサポートできるようになります。
「当社の従業員は今では移動可能で、もはやデスクに縛られることはありません」とジョジョ氏は語った。
「ゲートには、フライトを締め切ったり、何らかの問題が発生した場合に腰のプリンターから搭乗券や手荷物タグを発行したりできる係員がいます。これらはすべてモバイル デバイスから行えます。」
いずれにせよ、この新たな共同作業は、ユナイテッド航空の最前線で働く従業員に対し、すべてを自力で構築した場合よりも多くのツールとテクノロジーをより迅速に提供することを可能にするだろう。ユナイテッド航空のテクノロジー担当最高責任者は、この新たな取り組みを開始する前に、客室乗務員、ゲート係員、そして技術担当者が先週、アップルのクパチーノ本社を訪問したと述べた。
現時点では、契約の具体的な条件はまだ明らかにされていない。
出典:IBM、Business Insider経由