今朝台湾から届いた新たな報道によると、FoxconnはAppleの次世代iPhone(iPhone 5Sとみられる)の受注に対応するため、大規模な採用活動を行っているとのことだ。秋の発売に向けて、同端末の生産が急増しているという。
台湾のメディア「フォーカス台湾」は、関係筋の話として、フォックスコンが深セン工場で大規模な採用活動を開始しており、5S関連の大型注文の履行開始に伴い、従業員を最大9万人増員する予定だと報じている。
レポートは以下のとおりです。
鴻海グループ(別名フォックスコン・テクノロジー・グループ)は、アップルのiPhoneやiPadを組み立てている拠点の一つである深センの生産拠点で新規従業員の募集を開始したと、アップルのサプライチェーン関係者が土曜日に明らかにした。
情報筋によると、世界最大の電子機器受託製造会社である鴻海は、アップルからの新型iPhoneの大量注文に対応するために追加の人員を必要としているという。
これは、今月初めにChina Business Newsが報じた情報と一致しており、同紙もFoxconnがAppleのスマートフォンの新バージョンの開発に協力を求めていると報じていた。iPhone 5の生産で大きな混乱を招いたことを考えると、Foxconnは協力を必要としていると言えるだろう。
iPhone 5SはFoxconnが製造すると噂されている一方、Appleは廉価版iPhoneの製造に台湾のPegatronを採用している。この切り替えがFoxconnの業績に関係しているのか、それともAppleが単に事業の多角化を図っているだけなのかは不明だが、どうやら確認されたようだ。
両機種とも今秋発売予定。廉価版iPhoneは「5C」とされており、プラスチック製で、様々なカラーバリエーションが展開される見込みです。一方、iPhone 5Sは、内蔵指紋センサーなど、いくつかの機能が強化される見込みです。