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macOS 10.12.4では、FinderでWindows実行ファイルのアイコンが正しく表示されるようになりました。

macOS 10.12.4では、FinderでWindows実行ファイルのアイコンが正しく表示されるようになりました。

昨日リリースされたmacOS Sierraの4回目のメジャーソフトウェアアップデートとなるベータ版では、iOSのNight ShiftモードがMacに導入されるだけではありません。この機能に加え、PDF APIのアップデート、音声入力サポートの拡張、Siriによるクリケットのスコアや選手名簿の検索機能など、macOS Sierra 10.12.4にはFinderでのWindows実行ファイルの処理が改善されています。

Microsoft の Mac 製品デザイナーである Vaclav Vancura が発見したように、macOS Sierra 10.12.4 では、従来のように Windows 実行ファイルを表すために汎用アイコンを使用するのではなく、アイコンなどのネイティブ Windows リソースの .EXE ファイルを実際に解析するようになりました。

これは、実際に Finder で Windows .EXE ファイルを起動できるという意味ではありません。

全く逆です。そのためには、Parallels Desktopのような仮想化ソリューションを使用する必要があります。Parallels Desktopの最新アップデートでは、ネイティブWindows実行ファイルがFinderで表示されるようになりました。とはいえ、SierraではWindows実行ファイルとシステム上の他のファイルを区別しやすくなったのは良いことです。

https://twitter.com/vancura/status/824183402412830720

一方で、この新機能は、Sierraで.EXEファイルが実行可能になったと勘違いして混乱を招くユーザーもいるかもしれません。Vancura氏自身が提案したように、よりユーザーフレンドリーな解決策としては、PowerPC Macアプリのように、これらのアイコンにバッジを付けて、Macで起動できないことを明確に示すことが挙げられます。

本日より、macOS Sierra 10.12.4 および iOS 10.3 のパブリックベータテストが利用可能になります。

最新の Sierra および iOS ベータ版で新機能や豆知識を見つけたら、一見すると小さくて重要でないように見えても、すべてお伝えするようにします。

出典:ヴァーツラフ・ヴァンキュラ

Milawo
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