AppleのwatchOSソフトウェア責任者であるケビン・リンチ氏は、本日開催されたAppleの世界開発者会議(WWDC)において、Apple Watchの標準ワークアウトアプリに待望の新機能が追加される予定だと述べました。まず、現在使用されている様々なジム機器とApple Watchを接続できるようになります。
複数のワークアウトをサポートすることで、ユーザーは屋外ウォーキングなどのワークアウトセッションを簡単に開始し、その後、屋外ランニングなどの別のワークアウトに切り替えることができます。Appleは、現在ジムで使用されている機器の約80%を製造している大手ジム機器メーカーと提携しています。
watchOS 4では、対応するジム機器とのリアルタイムな双方向データ交換機能が追加されます。例えば、Watchからトレッドミルに心拍数などのデータを送信すると同時に、距離やペースなどの情報を機器から取得します。
ワークアウト アプリのユーザー インターフェイスも改良され、見出しが太字になり、ワークアウト セッションが選択しやすくなり、さらに使いやすくなりました。
プールスイムワークアウトに、実行中の各セットを自動的に記録する「オートセット」機能が追加されました。カリステニクス愛好家にとって嬉しいのは、watchOS 4のワークアウトアプリが、世界で最も人気のあるワークアウト「高強度インターバルトレーニング」という新しいワークアウトタイプに対応することです。
これらの新機能はwatchOS 4の一部となり、本日中に開発者限定プレビューとしてリリースされ、一般向けには今秋リリースされる予定です。