Windows メーカーの Microsoft は本日、iPhone および iPad 用の Word、Excel、PowerPoint アプリに新しいクラウド ストレージ統合を導入すると発表しました。これには iOS の iCloud ファイル ピッカーと、表示および編集用の Office Online 統合が含まれます。
Apple のクラウドベースのストレージに対する非常に評価の高いサポートにより、顧客はドキュメント、プレゼンテーション、スプレッドシートを iCloud に保存し、他の iOS デバイスや Mac デバイスからアクセスできるようになります。
iCloud 統合では、開発者がサードパーティのストレージ機能をシステムにアドバタイズし、iOS の標準ファイル ピッカーをサポートする他のアプリで利用できるようにするための iOS 8 の機能である Document Storage App Extension を活用します。
Office アプリの [場所] セクションにある iOS の標準の場所ピッカーを使用して、iCloud からドキュメントを開いたり、編集したり、保存したりできるようになりました。また、Dropbox、Microsoft の OneDrive、その他のサポートされているプロバイダーにアクセスすることもできます。
The Verge が指摘したように、ファイルの種類に関してはいくつかの制限があります。
「Mac の TextEdit で作成したドキュメント (iCloud に保存) 内のテキストのサムネイル プレビューは表示できますが、ドキュメントにアクセスしたり編集したりすることはできません」と技術ブログは報告しています。
「当社は本日、iPad と iPhone の統合の提供開始を発表していますが、Windows 10 向け Office ユニバーサル アプリと Android 向け Office アプリについても同様の統合に鋭意取り組んでいます」と同社は述べている。
iCloudストレージの統合に加え、サードパーティのクラウドサービスもOffice Onlineを自社のアプリに統合できるようになりました。上記のように、ユーザーはこれらのサービスに保存されているドキュメントを任意のWebブラウザで開き、表示、編集できるようになります。
ローンチパートナーの Box、Citrix、Salesforce はすでに、ソフトウェアメーカーの新しいクラウド ストレージ パートナー プログラムの一環として、Microsoft とこの取り組みに取り組んでいます。
App Store から Word、Excel、PowerPoint を無料でダウンロードできます。
出典: マイクロソフト