iOS 8のリリースから1週間以上が経ち、AppleはついにiOS 7.1.2への署名を停止したと、ハッカーのiH8sn0w氏が指摘しています。これは、iOS 8.xから古いファームウェアへのダウングレードや、古いバージョンからのアップグレードができなくなることを意味します。
これは脱獄者にとって大きな出来事です。7.1.2は脱獄可能な最新ファームウェアであり、iOS 8には当面の間、そのようなファームウェアは提供されないからです。しかし、iOS 8に満足していないユーザーは、もはや元に戻すことができなくなるため、一般ユーザーにも影響が出ます。
うわぁ。7.1.2 の署名が殺されちゃった
— iH8sn0w (@iH8sn0w) 2014年9月26日
このプロセスに馴染みのない方のために説明すると、Appleは通常、アップデートのリリース後すぐに古いファームウェアへの署名を停止します。これは、ユーザーが最新バージョンのiOSを実行していることを保証し、断片化を軽減し、セキュリティホールを塞ぐためです。
AppleがiOS 7.1.2の署名を1週間以上続けたのは、昨年iOS 7のリリース後、わずか3日間しか署名期間がなかったことを考えると、少々異例と言えるでしょう。しかし、iOS 8と8.0.1で発生した問題を考えると、それほど驚くべきことではないと言えるでしょう。