ジェフリーズのアナリスト、ピーター・ミセック氏によると、Appleは来月Apple TV関連のメディアイベントを開催する可能性があるという。Appleが独立型テレビを開発中だという噂は高まっているものの、様々なチャンネルでの情報収集から、このイベントは、Appleの99ドルのセットトップボックス向けにサードパーティ製アプリケーションを開発できるソフトウェア開発キットの発表の場となるだろうと、同アナリストは考えている。これは多くの人が待ち望んでいたことだ。
ちなみに、The Loopの幅広い人脈を持つジム・ダルリンプルが、3月のイベントアナリストの予測を「ノー」と一蹴したことは知っておくべきだろう。
MacRumorsが入手した顧客へのメモに、ミセック氏はこう記している。
チャンネル情報によると、Appleは3月にApple TV関連の製品イベント(iTV SDKの発表の可能性あり)を開催する予定のようです。iTVの発売は9月か10月頃を予定していると思われます。
偶然かどうかはわかりませんが、iOS 6.1 で発見された「Apple TV3,2」という文字列は、改良された Apple TV が登場することを示しているようです。
Appleは「当社は規制当局の承認を得るためにモデル番号の更新を必要とするコンポーネントの変更を行うことがある」とコメントした。
コンポーネントの変更は製品の機能には影響せず、Apple TV のお客様は引き続き同じ優れたユーザー エクスペリエンスを享受できます。
その点では、次期 Apple TV は、フルスクリーン 1080p アプリやゲームを実行できるように、より高速なプロセッサとグラフィックスを容易に搭載できるはずです。
iTVに関しては、ミセック氏は、アップルが42インチから55インチまでの画面サイズで製品を発売し、価格は1,500ドル前後からになるだろうと予想している。
ミセック氏はまた、本日のメモの中で、サプライチェーンの情報筋から、Apple が iPhone の製造注文を 4,000 万台から 3,000 万台に削減したため、iPhone 5 の販売が減速していると聞いたと記している。
ミセック氏は、サプライヤーが「3月にiPhone 5Sの製造を開始する準備を進めている」ことから、これはiPhone需要の季節的な落ち込みの兆候だと考えている 。