人気のマイクロブログからメディアプラットフォームへと変貌を遂げたTwitterは水曜日、新しいミュージックアプリをAppleのiPhoneとiPod touchで無料で利用できるようになったと発表しました。一部の著名人向けにベータ版として限定提供されていたTwitterのウェブ版ミュージックサービスは、本日中に一般公開されます。「音楽と新進アーティストを発見する新しい方法」と謳われるこのネイティブiOSアプリは、便宜上「Twitter #music」と名付けられており、基本的にソーシャルミュージック発見のデフォルトのツールとなることを目指しています。
現在、このソフトウェアはiTunes、Spotify、Rdioから曲を取得しますが、将来的にはさらに多くのソースが追加される予定です。iTunesのプレビューはアプリ内で誰でも視聴できますが、RdioとSpotifyの加入者は、それぞれのカタログにあるフルトラックを視聴するために、認証情報を使用してログインできます。
Twitter #music は、同社が最近 We Are Hunted という音楽スタートアップを買収したこともあって、ユーザーとフォロワーがフォローしているアーティストやシェアしているアーティスト、Twitter で現在トレンドになっている音楽など、さまざまなパーソナライズされた基準に基づいてアーティストや曲を推奨し、新しい音楽を発見できるようにしています。
Twitterと音楽は相性抜群です。人々は毎日新しい曲やアルバムを共有したり発見したりしています。Twitterで最もフォローされているアカウントの多くはミュージシャンで、ユーザーの半数は少なくとも1人のミュージシャンをフォローしています。
これが、アーティストがファンとつながるためにまず Twitter を利用する理由であり、人々がツイートしている曲を表面化させる方法を見つけたいと思った理由です。
ブログ記事によると、アプリの「Emerging」セクションには「ツイートで見つかった隠れた才能」がリストアップされているが、「Popular」タブと「Suggested」タブもあり、前者はTwitterでトレンドになっている曲に焦点を当て、後者はフォローしているバンドやアーティストに基づいてアーティストや曲のおすすめを表示する。
#NowPlaying タブには、友達が現在聴いている音楽が表示されます。
さらに 2 つのスクリーンショットをご覧ください。
ABC ニュースのジョアナ・スターンによる Twitter #music のハンズオンによると、曲のスニペットを聴くためにアプリを離れる必要はなく、プレーヤー内で直接 AirPlay がサポートされているとのことです。
さらに、このソフトウェアにはアーティストの Twitter プロフィール ページも組み込まれているため、検索フィールドでアーティストを検索し、統合されたプロフィール ページからアーティストの曲を選択して再生することができます。
もちろん、アプリから直接曲をツイートすることもできます。
ウェブ アプリケーションも本日中に music.twitter.com で一般公開されます。
このアプリは、まず米国、カナダ、英国、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランドでリリースされます。Twitterは、Android版に加え、今後さらに多くの国で展開していくことを約束しました。
