Apple Watchに搭載されている心電図(ECG)機能は、スマートウォッチの中でも特に健康に重点を置いた機能の一つです。しかし、実際にユーザーが利用できるようになるには、必要な規制当局の承認を得る必要があります。この機能を待ち望んでいた中国のユーザーにとって、その待ち時間はもうすぐ終わりそうです。
ITHomeが本日最初に報じたように ( MacRumors経由 )、Apple Watchの心電図アプリが中国で正式に規制当局の承認を取得しました。中国国家薬品監督管理局は先日、アプリの承認に関する詳細を記した文書を公開しました。残念ながら、この文書には、承認取得後、Appleが中国でこの機能をいつリリースする予定なのかは記載されていません。
しかし、最初の報道でも指摘されているように、最新の開発者向けベータ版を試用しているApple Watchユーザーが、この機能がwatchOS 8の2次ベータ版で利用可能になったとWeibo(地元のソーシャルネットワーク)に投稿しています。これは、Apple Watchユーザーは今年後半に予定されているwatchOS 8のリリースまで待つ必要があることを示唆している可能性があります。あるいは、Appleの計画次第では、この機能を早期に導入する可能性もあります。
ECGアプリは、Apple Watch Series 4、Apple Watch Series 5、Apple Watch Series 6でご利用いただけます。このアプリを使えば、Apple Watchを装着したままデジタルクラウンに指を置くだけで、素早く簡単に心電図を測定できます。このアプリは、心房細動を含む様々な心拍リズムの不整を検出し、ユーザーに通知することができます。
リソース: Apple WatchでECGアプリを使う方法
ECG 測定後、ユーザーはヘルスケア アプリで収集された情報を確認できます。
この機能が中国で間もなく開始されることが分かり次第、お知らせいたします。