昨日午後、Brandon Azad氏によるoob_timestampエクスプロイトが公開されたことで、Pwn20wndはunc0verジェイルブレイクのサポート導入にようやく着手できることになった。しかし、土曜日の早朝に共有された多数のツイートを見ると、当初考えられていたよりもはるかに多くの作業が必要になる可能性が示唆されている。
Pwn20wndは計画通りunc0verジェイルブレイクをアップデートしてA12(X)-A13でiOS 13.3をサポートするつもりだが、最大の問題はiOS 13.0から13.3までの各ファームウェアバージョンを各デバイスタイプでサポートするために必要な非現実的な作業量になると思われる。
Pwn20wnd氏は、あらゆるデバイスタイプとファームウェアへのサポートを追加するのは、おそらく理想的ではないと指摘しました。可能ではありますが、彼が提供できる時間とリソースを大幅に超えるものになるでしょう。
残念な状況を踏まえ、Pwn20wndはiOS 13.3へのアップデート（またはダウングレード）を推奨しています。これは、Appleによる署名がまだ有効であり、Azadのoob_timestampエクスプロイトがサポートする最後のパブリックファームウェアであるためです。私たちも同様の対応を推奨します。
oob_timestampエクスプロイトは元々、iOS 13.3搭載のiPhone 11向けにリリースされましたが、Pwn20wnd氏は既に大型の姉妹機種であるiPhone 11 Pro Maxでも動作を確認しています。もう少し作業を進めれば、iPhone 11 Proだけでなく、iPhone XSやiPhone XS MaxといったA12プロセッサ搭載の旧世代デバイスにも対応できるはずです。
Pwn20wnd はまた、このエクスプロイトは驚くほど安定しており、ユーザーが手にすれば脱獄がいかに容易になるかを物語っているとも述べた。
Pwn20wnd氏は以前のツイートで、checkra1nが既に古いデバイスをサポートしているため、A12(X)-A13のサポートを優先すると述べていましたが、デバイス上での脱獄の利便性は計り知れません。checkra1nはAppleによるパッチ適用が不可能ですが、unc0verはコンピューターを必要としないため、それぞれの脱獄には長所と短所があります。
明らかな課題はあるものの、Azad氏の新たなエクスプロイトのおかげで、unc0verはiOS 13への対応に向けて順調に進んでいるようです。アップデートされたunc0verをぜひ活用してみたいと思いませんか？ぜひコメント欄で議論してください！
