フィル・シラーは、Appleの経営陣の中でおそらく最も活発にTwitterを利用しているにもかかわらず、あまりツイートしません。ツイートするとしても、「iPhone用の新しいFlipboardアプリ、すごくいいよ」とか「ジャイアンツ、頑張れ!!!」といった、ありきたりな内容ばかりです。
しかし、ワールドワイドマーケティングSVPは今朝、少し方針を変え、Androidのマルウェア問題を厳しく批判するF-Labsの新しいモバイルマルウェアレポートへのリンクを意図的にツイートし、「外出時は安全に…」と呼びかけました。
以下は、今日テクノロジー業界で話題になっているツイートです。
安全にお過ごしください: f-secure.com/static/doc/lab…
— フィリップ・シラー (@pschiller) 2013年3月7日
この報告書は、様々な点の中でも、モバイル脅威、特にAndroidプラットフォームにおける近年の増加を示しています。2012年に発生した主要なモバイル脅威301件のうち、実に79%がGoogleのOSによるものでした。
一方、過去にプラットフォームのセキュリティで高く評価されてきたAppleのiOSは、昨年のセキュリティ脅威のわずか0.7%を占めました。これは、ユーザー数の多いWindows PhoneやBlackBerryと比べてわずかに多い数値です。
シラー氏のツイートがなぜこれほど注目を集めているのか疑問に思う人もいるかもしれないが、それはAppleとその幹部が普段は公の場で目立たない存在でいることに起因している。しかし、最近の悪評を受けて、Appleは議論を変えようとしているのかもしれない。
シラーのこの動きは良かったと思いますか、悪かったと思いますか?