Apple が iOS および iPadOS 16 以降で利用可能にした機能の中で、私がとても気に入っているのは、現在の Wi-Fi ネットワーク パスワードをクリップボードにコピーして、テキスト メッセージ、自分へのメモなど、オペレーティング システム内の他の場所に貼り付けることができる機能です。
残念ながら、iOS および iPadOS 15 のジェイルブレーカーは、これまでずっとこの機能をデバイスにネイティブで搭載してきたという幸運に恵まれていませんでした。そのため、iOS 開発者のNightwindDev は、これらのデバイスに Wi-Fi パスワードのコピー機能を追加するSettingsWiFiPasswordという無料のジェイルブレイク調整機能をリリースしました。
上記のスクリーンショット例に示されているように、「SettingsWiFiPassword」は設定アプリのWi-Fiネットワーク設定パネルの右上に、鍵のかかった南京錠のような新しいボタンを追加します。タップすると、Wi-Fiネットワーク名だけでなくパスワードも表示されるポップアップが表示されます。
ユーザーには、ポップアップを閉じるか、パスワードをテキストとしてクリップボードにコピーして、オペレーティング システム内の別の場所に貼り付けるかを選択できます。
SettingsWiFiPassword は現在接続中の Wi-Fi ネットワークでのみ機能するため、接続していないネットワークのパスワードを推測することはできません。その一方で、他のユーザーと Wi-Fi パスワードを共有するのがはるかに簡単になるという点で、非常に便利な機能です。
Apple自身もiOS & iPadOS 16以降で同様の機能を追加しているため、これは非常に要望の多かった機能です。幸いなことに、iOS & iPadOS 11~15のジェイルブレイク版を使用しているユーザーでも、アップデートして現在のジェイルブレイクを失うことなく、同じメリットを享受できるようになりました。
SettingsWiFiPasswordを試してみたい方は、開発者のGitHubページから.debファイルを無料でダウンロードし、お使いのパッケージマネージャーまたはファイルマネージャーアプリを使って手動でインストールできます。rootless jailbreak用とrootful用の2つのバージョンがあります。
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