本日リリースされたmacOS High Sierraソフトウェアアップデートでは、サポートされているMacで高効率ビデオコーディング(HEVC)が有効になるなどの機能が追加されましたが、同社はこれに続き、Mac版iMovieのアップデートをリリースし、HEVCビデオのインポート機能を追加しました。
Mac 用 iMovie バージョン 10.1.7 では、macOS High Sierra での HEVC ビデオのインポートのサポートが追加され、最近 iOS 用 iMovie に導入された YouTube への共有およびエクスポートの際の互換性が向上しています。
H.265 としても知られる HEVC は、Apple のプラットフォームなどで長年使用されてきた H.264 標準と比較して、品質を低下させることなくファイル サイズを半分に削減します。
Apple は、HEVC を使用して 4K ビデオをエンコードすると、ファイルが最大 40% 小さくなると約束しています。
HEVC のサポートは、macOS High Sierra、iOS 11、tvOS 11 に組み込まれています。Apple の新しいオペレーティング システムを実行できるすべてのシステムは、HEVC ビデオをソフトウェアでデコードできますが、途切れのない再生と最適化されたバッテリー消費を実現するハードウェア アクセラレーションを備えた、かなり新しいシステムが必要です。
まとめ: Appleの新しいHEIF/HEVCメディアフォーマットについて知っておくべきことすべて
2017年以降のMacをお持ちの場合は、ハードウェアアクセラレーションを使用して4K HEVCビデオを再生できます。2015年半ば以前のMacモデルは、1080p、240fps以下で撮影されたHEVCビデオに対応しています。
iMovie は Mac App Store から無料で入手できます。