多くのスマートフォンユーザーが既にご存知の通り、ハードウェアベースのキーボードではなくソフトウェアベースのキーボードを使用する大きなメリットの一つは、デバイス上での操作状況に応じてインターフェースが動的に変化することです。例えば、WebブラウザのキーボードではURL入力中心の入力方法が表示される一方、数字入力インターフェースのキーボードではアルファベット全体ではなく数字のみが表示されるといった具合です。
iOS開発者のTomasz Poliszuk氏は、これらのキーボードインターフェースの一部が複数の場面で役立つ可能性があることを認識していましたが、残念ながらAppleはユーザーにどのダイナミックキーボードインターフェースをどこに表示するかを選択する手段を提供していません。そこで、新たにリリースされた無料の脱獄ツール「Keyboard Controller」が考案されました。
上記のスクリーンショットの例は、デバイス上で特定の状況に合わせて有効にできる様々なキーボードを示しています。状況によっては、最初のページで「@」キーにアクセスしたい場合や、ウェブブラウザを使用していないときでも「.com」オプションを頻繁に表示したい場合があります。これらはすべて、Keyboard Controllerをインストールするかどうかを決定する際に考慮すべき要素です。
インストールされると、Keyboard Controller は設定アプリに専用の設定パネルを追加し、好みに合わせて調整できるようになります。
ここでは、次のことができます。
- キーボードコントローラーをオンデマンドで有効または無効にする
- デフォルト、ライト、ダークのUIスタイルから選択します
- デフォルトまたは無効のSiriディクテーションボタンを選択します
- さまざまな状況で使用するキーボードの種類を設定します
- さまざまな状況に応じてリターンキーの動作を設定する
- スワイプでキーボードを閉じるよう設定します:
- デフォルト
- 無効
- すぐに
- 相互の作用
- キーボード選択設定をテストする
- すべての設定をデフォルトにリセットします
さらに詳しく調べると、「キーボードタイプの編集」および「Return キータイプの編集」環境設定パネルで設定できるオプションがさらに見つかります。以下にそれらを示します。
キーボードタイプの編集
ここでは、特定の状況下で表示されるキーボード スタイルを選択できます。
- 通常のキーボードが表示される場合
- 数字と句読点のキーボードが通常表示されるとき
- URLキーボードが通常表示されるとき
- メールアドレスのキーボードが通常表示されるとき
- ASCII対応キーボードが通常表示されるのは
- ウェブ検索キーボードが通常表示されるとき
- アルファベットキーボードが通常表示されるとき
- 電話パッドキーボードの名前が通常表示されるとき
- Twitterキーボードが通常表示されるタイミング
- テンキーが通常表示されるとき
- 小数点パッドが通常表示される場合
- 電話パッドが通常表示されるとき
- ASCII対応のテンキーが通常表示されるとき
戻るボタンの種類を編集
ここでは、特定の状況下で表示される「戻る」ボタンのスタイルを選択できます。
- デフォルトの戻るボタンが表示される場合
- 通常、実行ボタンが表示されるタイミング
- Googleボタンが通常表示されるタイミング
- 参加ボタンが表示されるタイミング
- 通常、次のボタンが表示されるタイミング
- ルートボタンが通常表示されるタイミング
- 検索ボタンが通常表示されるタイミング
- 送信ボタンが通常表示されるタイミング
- Yahooボタンが通常表示されるタイミング
- 完了ボタンが表示されるタイミング
- 緊急通報ボタンが通常表示されるタイミング
- 通常、続行ボタンが表示されるタイミング
ご存知の通り、Keyboard Controllerはエンドユーザー向けの設定項目を豊富に用意しており、脱獄者はキーボードとリターンボタンのスタイルを、いつ、どこに表示するかを選択できるようになっています。さらに、この調整ツールには、ダーク/ライトモードの無効化やディクテーションの無効化など、他にも便利なオプションが用意されています。
Keyboard Controllerを試してみたい方は、BigBossリポジトリからお好みのパッケージマネージャーを使って、この調整ツールを無料でダウンロードできます。この調整ツールは、ジェイルブレイクされたiOS 13デバイスに対応しており、開発者のGitHubページでオープンソースとして公開されています。
キーボードコントローラーを活用する予定はありますか?ぜひ下のコメント欄でその理由をお聞かせください。