ウォール・ストリート・ジャーナル紙の報道によると、アップルはソフトバンクグループの新技術ファンドに投資する。同社は同紙に対し、将来活用できる新技術への資金提供のため、ソフトバンク・ビジョン・ファンドに10億ドルを投資する計画を確認した。
「彼らの新しいファンドは、アップルにとって戦略的に重要となる可能性のある技術開発を加速させると確信しています」と、アップルの広報担当者クリスティン・ヒューゲ氏はウォール・ストリート・ジャーナル紙に語った。また、アップルはソフトバンクと数年にわたり協力関係にあることも指摘した。
ソフトバンク・ビジョン・ファンドは1,000億ドル以上の資金調達を目指しており、数週間以内に正式に設立される予定です。サウジアラビア政府は450億ドルを投資しており、クアルコムとカタール投資庁も同様の投資について協議しています。
ソフトバンクは近年、半導体メーカーARMの買収や米国通信事業者Sprintの経営権取得など、数々のテクノロジー関連ニュースを賑わせてきました。これは、中国のライドシェア企業Didi Chuxingに10億ドルを投資したばかりのAppleにとっても、まさに好例と言えるでしょう。
出典：ウォール・ストリート・ジャーナル
