DigiTimesの最新レポートによると、AppleはiPhoneの環境光センサーの新たなサプライヤーを探しているとのことです。ご存知ない方のために説明すると、環境光センサーは室内の明るさを検知し、それに応じて画面の明るさを調整します。Appleは現在の環境光センサーのサプライヤーに不満を抱いており、将来のiPhone向けに新たなサプライヤーを探し始めたようです。
報道によると、Appleは現在、台湾に拠点を置く2社、Integrated Memory Logic(iML)とCapella Microsystemsと交渉中とのことです。CapellaはすでにAppleに複数の製品を出荷し、検証を進めていると報じられています。Capellaは現在、台湾の携帯電話メーカーHTCに月間100万台以上の環境光センサーを供給しています。
「現在、HTCに毎月100万個以上の環境光センサーを出荷しているカペラは、iPhone 4に現在使用されている環境光センサーに問題があると批判されているため、検証のためにアップルに製品を納品したと報じられている」と情報筋は語り、カペラは早くても年末までにアップルから注文を受ける可能性があると指摘した。
台湾の店頭市場に上場されているカペラの株式は、第1四半期の粗利益率の低下により株価感情が鈍化し、最近大きな打撃を受けた。」
DigiTimes によれば、Apple は Capella との契約を締結し、早ければ 2011 年末までに出荷を開始する可能性があるとのことです。
[MacRumors、DigiTimes経由]