AppleはiOSを、音楽を聴いているときにロック画面に再生中ウィジェットが表示されるように設計しました。これは、いざという時に音楽の操作を簡単に行えるようにするためのものですが、AirPlayやプログレスバー、音量スクラバーといった余計な機能を必要としない人にとっては、Appleは必要以上に複雑にしすぎていると感じる人もいるかもしれません。
あなたが、前述の「Now Playing」ウィジェットが少々やり過ぎだと思う人々のグループに同調するのであれば、iOS 開発者のLightmannが新しくリリースした無料の脱獄調整ツールVinylのようなものを気に入るかもしれません。これは、ロック画面で音楽コントロールを提供するよりシンプルなアプローチを採用しています。
上のスクリーンショットの例は、VinylのNow Playingウィジェットがいかにシンプルであるかを示しています。文字通り、アルバムアートワークと曲名、アーティスト名のみが表示されます。また、余計なコントロールは排除され、早送り、巻き戻し、一時停止、再生といった必要な操作のみが表示されます。
比較のために、ネイティブの Now Playing ウィジェットのスクリーンショットを以下に示します。Vinyl の横に表示されると、いかに雑然としているかがわかります。
しかし、細かい調整が好きな方には、Vinylにはいくつかの設定オプションが用意されていることを知って喜ぶでしょう。これらは、インストール後にアクセスできる設定アプリ内の専用設定パネルに隠されています。
ここでは、次のことができます。
- 必要に応じてビニールのオン/オフを切り替える
- ウィジェットの背景の不透明度を調整する
- テキストとコントロールの色をデフォルト、白、黒から選択します
開発者は、設定パネルの下部に、変更を保存するための「Respring」ボタンを追加しました。
まとめると、Vinylはシンプルながらも美しい調整機能で、音楽を聴く際に頻繁に目にするインターフェースから不要な雑然とした要素を取り除くのに役立ちます。Vinylを試してみたい方は、BigBossリポジトリからお好みのパッケージマネージャーを使って無料でダウンロードできます。なお、この調整機能はiOS 13のジェイルブレイク版のみを公式にサポートしていますが、以前のバージョンでも動作する可能性があります(未検証)。
Vinyl Now Playingインターフェースは、ネイティブインターフェースよりも気に入っていますか? その理由、あるいはそうでない理由を、下のコメント欄でぜひお聞かせください。