Apple は、Bluetooth 標準の開発とメーカーへの Bluetooth 技術および商標のライセンス供与を監督する非営利の業界団体である Bluetooth Special Interest Group (SIG) のプロモーター メンバーになりました。
Bluetooth の最大の推進者の 1 つとして、iPhone メーカーは現在、SIG の取締役会に継続的に参加しており、これまで以上にこの標準規格の今後の発展に影響を与えることができます。
プロモーター メンバーは Bluetooth SIG 組織内で最高レベルであるため、Apple は投票権を持ち、Intel、Ericsson、Lenovo、Microsoft、Nokia、Toshiba などの既存のプロモーター メンバーに加わることになります。
Bluetooth SIG理事会会長のトビー・ニクソン氏は、「2011年以来、当社は準理事会メンバーとしてBluetooth SIGに指導と知識を提供してきました。AppleがBluetooth SIGとSIG理事会における新たな役割を担うことを大変嬉しく思います」と述べています。
前述の通り、Appleは長年にわたりBluetoothエコシステムの重要なメンバーとして活躍してきました。今年初めには、Appleの社員がBluetooth SIGの理事会事務局長に任命されました。
この組織は、10 社の理事企業、26,000 社を超える会員企業、そして次世代の Bluetooth テクノロジーの構築に協力する専門スタッフで構成されています。
2011 年に iPhone 4s がリリースされて以来、iOS デバイスは Bluetooth 4.0 を実装してきました。Bluetooth 4.0 はアイドル状態ではエネルギー消費が非常に少なく、アクティブなときは電力効率が良いため電力を節約できます。
Bluetoothは、Apple WatchとペアリングされたiPhone間のワイヤレスネットワーク接続の推奨手段として特に重要です。Bluetoothは、多くのContinuity機能や、iPhone、iPad、iPod、Mac間でワイヤレスデータ交換を行うファイル転送プロトコルであるAirDropを実現する技術でもあります。
出典: Bluetooth SIG