Wikipediaでは、ロビー活動とは「政府関係者の意思決定に影響を与えようとする行為」と定義されています。多くの企業が、規制当局の職員に自社の利益となるよう行動するよう説得するために、ロビー活動を行っています。
企業がロビー活動にどれだけの費用をかけ、何のためにロビー活動を行っているかを見れば、その企業について多くのことがわかります。だからこそ、最近公開された議会のロビー活動開示報告書は非常に興味深いのです。
CNNMoneyによると、2012年第2四半期の議会ロビー活動開示報告書が発表され、Googleは再びAppleをほぼ10倍上回る支出を記録したという。これは冗談ではない。前四半期、Googleは議会ロビー活動に392万ドルを費やしたのに対し、Appleはわずか47万ドルだった。
では、彼らは一体何にそれだけの資金を使っているのでしょうか？Googleの資金の大部分は、オンラインプライバシーに関する法案に充てられています。具体的には、2011年商業プライバシー権利法、2011年電子通信プライバシー法改正法、個人データ保護法、2011年違反責任法、オンライン・トラッキング拒否法などです。
Appleの関心はもう少し多岐にわたるようです。知的財産保護法（驚きですね）、雇用創出・イノベーション法、米国研究競争力法、初等中等教育認可法、児童オンライン保護法、Energy Star、そしてEPEATなどです。
文書の全文をご覧になりたい方は、Appleの文書はこちら、Googleの文書はこちらでご覧いただけます。各社がどのような法案を懸念しているかを見るのは、実に興味深いことです。
[カルト・オブ・マック]
