マーケティング調査会社comScoreは本日、予定通り、米国におけるモバイルおよびスマートフォンの市場シェアに関する四半期レポートを発表しました。本日のレポートは、4月から6月までの3ヶ月間のデータをカバーしています。
このデータは、13歳以上のモバイル加入者を対象とした「全国的に代表的なサンプル」を対象としたcomScoreのインテリジェントオンライン調査から得られたものです。前四半期の調査結果については、引き続きお読みください。
まず最初に見ていく数字は、モバイル加入者数全体です。comScoreによると、サムスンは前四半期の米国モバイル市場において25.6%という最大のシェアを獲得しましたが、この数字は前四半期から減少しています。LGは18.8%でこれに続き、Appleは15.4%で3位でした。繰り返しますが、これらの数字はスマートフォンとフィーチャーフォンの両方を含むモバイル加入者数全体です。ちなみに、Appleはフィーチャーフォンを製造していません。
次の数字は、少なくともAppleにとってははるかに重要です。なぜなら、これらはスマートフォンプラットフォームの市場シェアのみをカバーしているからです。ご想像の通り、Googleは依然として市場シェア51.6%という圧倒的なシェアでこの競争をリードしています。しかし驚くべきことに、Appleは前四半期に市場シェアを2%伸ばし、32.4%で2位に躍り出ました。RIMとMicrosoftは、それぞれ10.7%と3.8%と、依然として大きく引き離された3位の座を争っています。
Appleのスマートフォン市場シェアが拡大したことは、なぜ驚くべきことだったのでしょうか?それは、Appleが近い将来に新型スマートフォンを発売する予定だという噂が前四半期から飛び交い始めたためです。この噂は、iPhone購入を検討していた人々に大きな躊躇と不安をもたらしたと考えられます。Appleは、これがスマートフォン販売がウォール街の予想を下回った要因の一つだと考えています。
AppleとGoogle(正確にはGoogleではなく、Androidパートナー)は、どちらもこの秋に新型端末を発売すると予想されています。発売後、特に期待が高まるホリデーシーズンの四半期が終わった後、これらの数字がどうなるか、興味深いところです。
[9to5Mac]