iOSのSafariウェブブラウザを愛用している人もいるかもしれませんが、ChromeやFirefoxといったサードパーティ製のブラウザを使いたいという人は、Safari以外のデフォルトのウェブブラウザを設定できないことを知ってがっかりするかもしれません。一方、ジェイルブレイクした端末を持っている人は、まさに一石二鳥と言えるでしょう。
iOS 開発者lpaneによるBrowserDefault と呼ばれる新しい脱獄調整機能を使用すると、タップしたときに Web リンクを起動するために端末が使用する Safari 以外のデフォルトの Web ブラウザを選択できます。
BrowserDefault のリポジトリの説明に記載されているように、この調整では次のサードパーティ製 Web ブラウザーがすぐにサポートされます。
- サファリ
- ファイアフォックス
- Firefoxフォーカス
- グーグルクローム
- 勇敢な
- パフィン
- ドルフィンX
- ケーキ
将来的には新しい Web ブラウザのサポートが追加される可能性がありますが、公式にサポートされていない Web ブラウザを使用している場合は、おそらく BrowserDefault で引き続き使用できることがわかります (そのアプリのバンドル ID がわかっている場合)。
予想どおり、BrowserDefault は設定アプリに設定パネルを追加し、そこでニーズに合わせて調整を行うことができます。
ここでは、次のことができます。
- 上記の利用可能なプリセットからデフォルトのウェブブラウザを選択します
- すぐにサポートされていない場合は、カスタム Web ブラウザ アプリのバンドル ID を入力します。
- 該当する場合は、そのアプリの URL スキームを入力します。
- パーセントエスケープの使用を有効または無効にする
変更を保存するためにリスプリングは必要ありませんが、開発者によると、変更が有効になるまで少し待つ必要があるとのことです。
iOSプラットフォームでサードパーティ製のウェブブラウザをデフォルトとして設定するというコンセプトは新しいものではなく、過去にもBrowserDefaultのような脱獄ツールが数多くリリースされてきました。一方、BrowserDefaultは最新の脱獄ツールを念頭に置いて設計されており、iOS 11および12でも問題なく動作します。
個人的なニーズに合わせて BrowserDefault を試してみたい場合は、Cydia または Sileo の Packix リポジトリから無料でダウンロードできます。
Safariよりもサードパーティ製のウェブブラウザをお使いですか?下のコメント欄で、どのブラウザをお使いか、またその理由も教えてください。