iOSのApple QuickTypeキーボードのバグで、「i」と入力すると大文字の「A」と疑問符に置き換わってしまうことがあるが、これは機械学習の問題である可能性があるとDaring Fireballのジョン・グルーバー氏は述べている。
更新:本日、このバグを修正した iOS 11.1.1 がリリースされました。
今週初め、グルーバー氏は「これは機械学習の問題だと聞いている」と書いた。
グルーバー氏は、このバグは「デバイスが非常に愚かに見える」ため、Appleにとって恥ずかしいことだと指摘し、「何らかの理由で、自動修正用の機械学習アルゴリズムが、決して学習するべきではないものを学習していた」と説明した。
iOS 11では、QuickTypeキーボードはデバイスにインストールされたアプリのデータを活用し、キーボード入力候補の精度を向上させます。例えば、友達から「はは」というメッセージを受け取った場合、キーボードは笑っている絵文字を提案するかもしれません。また、Safariでこの記事を読んでいる場合、機械学習アルゴリズムが記事中の特定のキーワードを拾い上げ、次にキーボードで入力する際にQuickTypeの候補として提示するかもしれません。
先週リリースされた最新の iOS 11.2 ベータ 2 では、この問題は修正されているようです。
Appleがこの電話の問題を解決するまで、私はこのように話すと思います。
— Jay-D (@_ItsJust_JORDAN) 2017年11月4日
Appleはウォール・ストリート・ジャーナルに対し、この奇妙なバグを修正したアップデートを一般公開版と開発者向けベータ版に含める予定だと述べた。「修正は間もなくリリースされます」とAppleの広報担当者は述べた。Twitterの@AppleSupportアカウントはユーザーからの無数の苦情に回答しており、修正が間もなくリリースされることを確認している。
一方、ユーザーたちはインターネットミームでAppleを揶揄している。
https://twitter.com/jeremyburge/status/927505158287831040
Apple のサポート ドキュメントでは、一時的な回避策が提供されています。まず、「設定」→「一般」→「キーボード」→「テキストの置換」に移動する必要があります。
左上の「+」をタップし、フレーズ欄に「I」、ショートカット欄に「i」と入力します。 「保存」をタップし、逆の操作を行います。フレーズ欄に「i」、ショートカット欄に「I」を追加します。
キーボード設定で予測テキストをオフにすることでも、この問題を回避することができます。
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