Appleはモデムチップの生産能力の追加支援を求めていると報じられており、火曜日に発表された新たな報道によると、台湾の集積回路設計会社MediaTekが、クパチーノのテクノロジー大手からiPhoneベースバンドモデムの注文を獲得する可能性があるという。
DigiTimesは業界筋の情報として、アップルがベースバンドモデムチップセットの残りの受注を増やすため、新たなチップサプライヤーを「積極的に探している」と報じている。これは、アップルが昨年のiPhone 7モデルで、現在激しい特許訴訟を繰り広げているクアルコムからインテルに受注の約半分を移管したことを受けてのことだ。
Apple は、MediaTek の技術的競争力、包括的な製品設計、信頼できる物流サポートにより、来年、MediaTek を iPhone モデムのサプライヤーとして追加する可能性があります。
レポートより:
情報筋によると、アップルがiPhone用モデムチップセットの発注の50%をクアルコムからインテルに切り替えたのは、iPhoneに使用されているモデムチップセットに関するクアルコムの特許使用料の計算方法が不公平であるとして2017年1月に訴訟を起こした後の自己防衛策の一環だという。
報道によれば、MediaTekはスマートスピーカー、ワイヤレス充電デバイス、ワイヤレス接続システムなどの将来の製品でAppleとの協力を模索するのに有利な立場にあるという。
アップルは、企業にはるかに低いライセンス料と引き換えに自社のベースバンドモデムチップの使用を要求するという不公平な特許使用料慣行を理由にクアルコムを訴えている。
iPhoneの画像はiFixitより提供