数年前にAppleを退職し、人気ソーシャルニュースリーダーアプリFlipboardの共同創業者となった元シニアiPhoneエンジニアのエヴァン・ドール氏が、Appleのヘルスケア関連事業の推進役としてクパチーノの同社に再雇用された。ブルームバーグがドール氏の再雇用の情報を初めて入手したのは今朝のことだった。ドール氏が最近更新したLinkedInのプロフィールで、Appleでの新しい役職が「ヘルスソフトウェアエンジニアリング担当ディレクター」であることが明らかにされたのだ。
LinkedInによると、彼は先月Appleに入社したが、彼の役割についてはそれ以上詳しくは語られていない。
2003年から2009年までの約6年間、クパチーノの同社でシニアiPhoneエンジニアとして勤務し、初代iPhoneのオペレーティングシステムの開発に携わった後、同社を退社し、マイク・マッキュー氏とともにFlipboardを共同設立した。
彼は2015年9月にFlipboardを去った。
アップルは最近、セージ・バイオネットワークスの創業者でメルク社のベテランであるスティーブン・フレンド氏と、元ネスト・ラボの技術責任者であるヨーキー・マツオカ氏を採用し、同社の成長を続けるヘルスケアチームに加わらせた。
最近台湾のEconomic Daily Newsに語った業界筋によると、Appleは3D Touchを使った「キラーな新型健康トラッキング機器」を開発中で、2017年に発売され、テクノロジー業界に「新たな旋風を巻き起こす」ことになるという。
出典: LinkedIn、Bloomberg経由