Facebook が在宅勤務の流行に乗って Zoom の代替サービスを開始することを期待していたなら、その願いは叶えられました。
TechCrunchは本日、Facebookの最新アプリ「Messenger Rooms」の詳細を報じたレポートを掲載しました。Messenger Roomsは、その名前から想像できる通り、グループで楽しめるビデオチャットルームを提供します。Group FaceTimeだけでなく、Zoom、Houseparty、その他様々なビデオ通話/会議アプリの代替として活用できます。
チュートリアル:iPhoneでグループFaceTimeを使う方法
新しいアプリはモバイル端末だけでなく、デスクトップ版も用意されています。ユーザーは必要に応じて特定のユーザーを招待できるだけでなく、Messengerルームはニュースフィード上部にも表示されるようです。Facebookはユーザーの「最も親しい友達」にも自動通知を送信します。
英語圏のモバイルとデスクトップ向けに本日リリースされるビデオチャットルームでは、ニュースフィード上部の新しいセクション、またはFacebookが親しい友達に自動送信する通知から友達が見つけられるようになります。特定の友達だけを招待することも、誰でもルームに参加できるリンクを共有することもできます。
FacebookのMessenger Roomsは、サービス開始時には1回の通話で最大8人まで参加可能です。しかし、報道によると、「数週間以内に」1回の通話で最大50人まで参加可能になる予定です。これにより、Messenger Roomsは、在宅勤務をする多くの人にとって重要なツールとなっているZoomなどのサービスに代わる選択肢として、より活用されるようになるでしょう。
さらに、Messenger RoomsはFacebookの他のサービスであるWhatsAppやInstagramとも相互運用可能になります。ユーザーは近い将来、これらのサービスでもビデオ通話に参加できるようになります。
このサービスは本日から開始されますので、iOS アプリを使用しているときやデスクトップで Web サイトにアクセスしているときに、参加通知が表示されるので注意してください。