人気の評価・レビューサービスYelpは本日、iOSアプリのアップデートを公開し、バージョン6.9.1をリリースしました。今回のアップデートには注目すべき新機能が1つだけ含まれていますが、それはアプリを離れずに食べ物を注文できる機能です。
そうです、Yelpの新バージョンでは、オプションが利用可能であれば、実際に料理の持ち帰りやデリバリーを注文できるようになりました。つまり、アプリを閲覧中に、よだれが出そうなレストランのレビューを見つけたら、すぐに注文できるということです…
この動きは、Yelpが「Yelp Platform」と呼ぶプロジェクトにおける、多くの取り組みの第一歩となるようです。このプロジェクトは、ユーザーが商品やサービスに対して支払いを行えるよう、アプリ内取引を多数導入する取り組みです。同社のブログでの発表は以下のとおりです。
Yelpプラットフォームはカテゴリーごとに展開していきます。本日はフードデリバリーとピックアップから開始します。現在、ニューヨークのHarry's Italian Pizza BarやサンフランシスコのLayaly Mediterranean Grillなど、delivery.comとEat24が提携する厳選されたレストランから直接食事を注文できます。最終的には、全米数千の地元レストランで、食べたい料理をデリバリーまたはピックアップで、各店舗のYelpリストから直接注文できるようになります。
Yelpは今後数ヶ月以内に、Booker、IntuitのDemandforce、MindBodyといったサービスから始めて、スパ、ヨガスタジオ、サロン、歯医者の予約といったカテゴリーを追加する予定だ。これにより、ユーザーはより簡単に予約などできるようになる。
Yelpのこの取り組みは素晴らしいと思います。地元の新しい歯医者や診療所を探すときは、このサイトでいろいろ調べるので、同じウィンドウですぐに予約が取れると嬉しいです。早く試してみたいです。
本日の発表でもう一つ興味深い点は、YelpがAppleのマップアプリやSiriとかなり緊密に連携している点です。ですから、この新しいYelpプラットフォームのメリットは、いずれこれらの2つの要素にも波及していくだろうと予想しています。
いずれにせよ、新しいYelpアプリを試してみたい方は、App Storeで無料で入手できます。当初は食べ物の注文機能が非常に限られていますが、今後数週間から数か月でより多くのオプションが利用可能になる予定です。