ナポリ大学にあるAppleのヨーロッパiOSアプリ開発センターが木曜日に学生の受け入れを開始しました。英国紙ガーディアン紙は、開校に先立つ数日間にAppleのプログラマー養成学校を訪れ、施設の様子を写真で紹介しました。このプロジェクトは2016年1月に正式に発表されました。専門カリキュラムを通して、学生はiPhone、iPod touch、iPadアプリ開発に関する実践的なスキルとトレーニングを習得します。
世界最古の大学の一つ、ナポリにあるナポリ・フェデリコ2世大学が、この授業を主催します。同大学は、ナポリ東部の沿岸郊外、サン・ジョヴァンニ・ア・テドゥッチョに新設するキャンパスに専用施設を設け、専門の研究室と最新のAppleハードウェアおよびソフトウェアへのアクセスを提供します。
本日、Apple が設計したオープンプランの教室で授業が開始され、主に南イタリア出身の 200 人の生徒が年末までに Apple のテクノロジーに基づいたコード作成のトレーニングを受ける予定です。
Business Insider によれば、これはおよそ 5% の入学率で、米国のハーバード大学、スタンフォード大学などの一流大学とほぼ同じです。
合計で約4,000人が応募したと伝えられている。
少人数の生徒は円卓に座り、特別な音響システムが設置されているため、講師は各テーブルと個別にコミュニケーションを取りながら、生徒の学習内容について話し合うことができます。世界中の生徒を対象としているため、すべてのコースは英語で行われます。
教室のもう半分にはソファとラウンジエリアがあり、生徒たちはそこで休憩できます。クパチーノの会社は、教室の照明や壁の色といった細部にまで関わっています。
9ヶ月間のコース開始時に、各学生に最新のiPhone、iPad、MacBookが配布されます。Appleとフェデリコ2世ナポリ大学による約1,160万ドルの共同投資により、コースは無料で受講できます。
来年、このアカデミーは約400人の生徒を受け入れる予定だ。
「ナポリ・フェデリコ2世大学と協力し、ヨーロッパ初のiOS開発者アカデミーを立ち上げることができて大変嬉しく思います」と、AppleのCFOであるルカ・マエストリ氏は2016年7月に語った。
1月にこの取り組みが開始されたとき、ティム・クックは次のように述べた。
ヨーロッパには世界で最もクリエイティブな開発者が数多く住んでおり、私たちはイタリアの次世代の起業家が成功に必要なスキルを習得できるよう支援できることを嬉しく思っています。
App Store の驚異的な成功は、Apple がヨーロッパで創出した 140 万以上の雇用の原動力の一つであり、ヨーロッパ大陸のあらゆる年齢の人々とあらゆる規模の企業に無限の機会を提供しています。
学生と教師の両方がナポリ大学のウェブサイトから応募できます。
この取り組みは世界中の他の国々にも拡大されるべきである。
出典：ガーディアン
