Appleが2007年に初めてiPhoneを発売した際、エンタープライズ市場を完全に無視していました。実際、この端末は2008年半ばまでExchangeのサポートさえ受けていませんでした。
しかし、今はそうではありません。Appleのスマートフォンは過去5年間で企業向け市場において大きな進歩を遂げてきました。そして、Appleは新しい「iOS in business」ウェブサイトでその推進を続けています…
iLoungeが報じているように、AppleはiPhoneとiPadのビジネスにおける多様な活用方法を紹介する新しいウェブサイトを立ち上げました。「これまでで最高のビジネス上の決断」というキャッチフレーズを掲げ、メールサポートや豊富なエンタープライズアプリなど、あらゆるプロフェッショナルの業務を効率化する数多くの機能を紹介しています。
Appleがエンタープライズ市場への本格進出を決めた背景には、かつてこの分野で圧倒的なシェアを誇ったRIMが、同社史上最悪の状況に陥っていることが挙げられる。BlackBerryメーカーであるRIMは、タブレット市場とコンシューマー市場での近年の失敗により、このところ市場シェアを失っている。
企業向けパフォーマンスに関する最近のレポートによると、iPadは約96%の市場シェアを獲得し、iPhoneは53%という素晴らしいシェアを獲得したとのことです。これまでビジネス層に多くの時間と労力を費やしてこなかった企業としては、悪くない数字と言えるでしょう。
