アップルは火曜日、2016年度第2四半期(会計期間)の決算を発表しました。クパティーノに本社を置く同社は、iPhoneの販売台数が前年同期比で初めて減少するとの予想通り、前年同期の6,120万台に対してわずか5,120万台にとどまりました。売上高も前年同期比で大幅に減少しました。
以下は、2016 年第 2 四半期の数字を 2015 年第 2 四半期の数字と比較した内訳です。
- 収益: 506億ドル(前年は580億ドル)
- iPhone: 5120万台(昨年は6120万台)
- iPad: 1,020万台(昨年は1,262万台)
- Mac: 400万台(昨年は456万台)
CEO ティム・クック氏 と CFO ルカ・マエストリ氏のコメントは以下のとおりです 。
「マクロ経済の厳しい逆風の中、私たちのチームは極めて優れた成果を上げました」と、AppleのCEO、ティム・クックは述べています。「Appleエコシステムの驚異的な強さと、10億台を超えるアクティブデバイス基盤の成長により、サービス部門の売上高が引き続き力強く成長していることを大変嬉しく思います。」
「3月期には、116億ドルという力強い営業キャッシュフローを生み出し、資本還元プログラムを通じて株主の皆様に100億ドルを還元しました」と、AppleのCFOであるルカ・マエストリ氏は述べています。「好調な業績を受け、本日、このプログラムをさらに2,500億ドルに増額することを発表できることを嬉しく思います。」
Appleが前回の決算説明会で売上高と収益の減少を予想していると投資家に警告していたことを考えると、今回の数字はそれほど驚くべきものではない。しかし、Appleが新型iPhoneを発表するまでまだ2四半期残っていることを考えると、懸念材料ではある。しかも、その1四半期でさえ、業績に大きな変化をもたらすとは予想されていない。
Appleの第2四半期決算発表は、まもなく始まります。ご希望であれば、投資家向けポータルでライブ配信をお聴きいただくか、iDBで要約版を視聴いただけます。