本日、新たな写真が公開されました。そこには、十数台のiPhone 5Cがテスト中であることが写っています。Appleは他の電子機器メーカーと同様に、品質保証のため、メーカーに対し製品の少量生産によるテストを義務付けています。
しかし、同社の悪名高い秘密主義と、これが本当にiPhoneであることを確認できないことから、写真に写っている端末は偽物である可能性が高いと考えました。しかし、実は本物かもしれないことが判明しました…
Engadgetは、Nowhereelse.frが最初に投稿した写真の出所について調査を行い、これらの写真はペガトロンの上海工場で「温められている」iPhone 5Cではないかと推測しています。同サイトのリチャード・ライ記者は次のように述べています。
「しかし、元の投稿者のSina Weiboプロフィールを徹底的に調査した結果、このスパイショットはペガトロンの上海工場から直接出てきたものだと推測しました…
彼女の投稿によると、問題の生意気な従業員（いや、現時点では元従業員である可能性が高い）は、7月中旬頃に同社の品質管理部門に加わったという。
…工場見学で以前もこのような光景を目にしたことはありましたが、生産ラインでは写真撮影が禁止されていました。そのため、厳重に警備されているはずの環境から、どうやってこの写真が撮れたのか不思議に思います。」
ライ氏によれば、この写真は昨日、次のようなキャプションとともに投稿されたという。「9月に中国の消費者向けに発売されるローエンドのiPhone 5Cは、Xiaomi Phone 2と見た目はあまり変わらないですよね？」確かにそうだね。
Engadgetが写真の出所をペガトロンにまで遡らせたことで、この説はさらに有力なものとなった。同社はAppleの低価格iPhoneの注文の大半、あるいは全てを取り扱っていると広く信じられており、ペガトロンの従業員によってもほぼ確認されている。
画像では何が行われているのかははっきりと分かりませんが、何らかのテストのようです。ライ氏はこれを「ウォームアップ手順」と呼び、梱包前にデバイスが正常に動作することを確認するために少量生産で行われている可能性が高いと述べています。
廉価版iPhoneに関する報道や部品のリークは既に数多くあり、今後の展開はほぼ予想がつきます。5Cはプラスチックと金属で作られ、デザインはiPhone 5に似ており、来月iPhone 5Sと同時に発売される予定です。
