AppleがApple Watchのデザイン特許を取得、今後の訴訟で利用される可能性も

米国特許商標庁は水曜日、4月末に発売されたウェアラブル端末の外観と感触をカバーするApple Watchのデザイン特許をAppleに付与した。

この特許は、画面、センサー、充電装置、デジタルクラウンなど、デバイス全体のデザインをカバーしています。他の企業と同様に、Appleは競合他社から自社を守るためにこの特許を申請しており、競合他社が同一のデザインを使用できないようにしています。

この特許は、Appleが9月にApple Watchを発表し、ウェアラブル分野への進出を初めて果たす数週間前の2014年8月に出願されました。特許が認められたのは水曜日のことでした。特許書類によると、この知的財産権は14年間有効で、今後のバージョン開発の基盤として大きな役割を果たします。

ウェアラブル市場における熾烈な競争を考えると、AppleにとってApple Watchの特許取得は重要です。Appleは現在、ソニー、サムスン、モトローラ、ペブル、LGといった大手企業と競合しています。iPhoneの事例で見られたように、Appleは自社の知的財産を模倣していると判断した企業、特にサムスンを追及することをためらいません。

残念ながら、水曜日に承認された特許出願では、それほど衝撃的な詳細は明らかにされていませんでした。しかし、Apple Watchが4月に発売されて以来、ここ数週間で内部のS1チップと「秘密の」ポートに関する詳細が明らかになりつつあります。噂によると、近いうちにApple Watchの店頭受け取りが始まるとのことです。

出典：CNET経由USPTO