イタリアのブログ「iPhoneItalia」は、Facebookが所有する大人気コミュニケーションアプリ「WhatsApp」で現在ベータテスト中の新しい通話機能を示す一連のスクリーンショットを掲載した。
WhatsAppは、過去数ヶ月にわたりベータテストプログラムの一環として、一部のユーザーを対象にこの機能を展開しており、近い将来に一般公開する予定です。世界中で従来のSMSよりもWhatsAppを介したテキストメッセージの送信が増えているため、WhatsAppの新たなVOIP通話機能は非常に大きな意味を持つ可能性があります。
ベータ版アプリのスクリーンショットには、iOSのPhone.appに似た連絡先メニューを備えた、すっきりとしたインターフェースが示されています。通話画面には、通話の切断と応答のほか、ミュート、スピーカー出力、テキストメッセージ送信などの機能があります。
WhatsAppは現在、世界最大のインスタントメッセージングサービスであり、今年1月時点で7億人のユーザーを抱えています。インドとその周辺地域では絶大な人気を誇っています。Facebookは2014年10月、220億ドルでWhatsAppを買収すると発表し、アプリを変更する予定はないと明言しました。
WhatsAppの広報担当者はCNETに対し、ベータ版の通話機能については認めたものの、リリースに関する詳細は明かさなかった。「少数のユーザーを対象に音声通話のベータテストを実施していますが、現時点ではそれ以上お伝えできることはありません」。
通話サービスが利用可能になると（通話にはベータ版が必要です）、チャットウィンドウの連絡先の名前の横に受話器のアイコンが表示されます。BGR Indiaは先月Android版の通話機能を試用し、非常にうまく機能していることを確認しました。
「3Gネットワークでは通話はシームレスに行われ、音声は非常にクリアでした。実際、通話品質は通常の携帯電話の通話よりも優れており、あえて言えばAppleのFaceTime Audio通話とほぼ同等でした。Edgeネットワークでも、この機能は同様に問題なく動作しました」と、同誌は記しています。
WhatsAppを使っていますか？
アプリはiTunes App Storeから無料でダウンロードできます。
出典: iPhoneItalia
